こんにちは。不動産エージェントとして活動中の、りんごママです🍎
今回は、私が実際にサポートさせていただいたお客様の
**「結婚カップルのお部屋探し」**についてご紹介します。
ただ家を探すだけじゃない。
大切なのは、その先の人生や価値観に寄り添えるかどうか。
この仕事に出会えてよかったと思える、心あたたまるエピソードです。
🔹内覧1日目:希望は「新築・駅チカ・きれいな家」
ご相談いただいたのは、20代後半の新婚カップルのおふたり。
まず伺ったご希望条件はこちら👇
- 新築または築浅が希望
- 駅から徒歩10分以内
- 2LDKの広めの間取り
- 家賃上限は10万円まで
- 収納が多く、快適に暮らせる広さ
この日は、条件に合う新築・築浅の物件を5件内覧。
どの物件も「住みたいかも!」と好感触でしたが…
「もう少し比較して決めたい」とのことで、1日目は保留に。
私は「大切な最初の住まい。焦らず納得して選んでほしい」とお伝えし、翌週の再内覧をご提案しました。
🔹2日目の内覧前:見直したのは“これからの暮らし方”
再内覧の前に、おふたりにこう問いかけました。
「このお部屋に、何年くらい住むイメージですか?」
「いずれ家を購入されたい気持ちはありますか?」
すると、旦那様が
「2人目ができた頃に一軒家を買いたいと思っています」と教えてくれました。
奥様も「それなら、最初の家賃はできるだけ抑えたいよね」と納得された様子。
そこで私は、**“暮らし方を見据えた選択肢”**を提案することにしました。
🔹家賃だけじゃない。立地と家族のサポートも視野に
さらにヒアリングを進め、物件を調べた中で、
「旦那様の実家から徒歩5分の場所に物件がある」とわかりました。
「これからお子さんが生まれると、親御さんのサポートって本当に心強いですよ」とお伝えすると、おふたりも深くうなずいてくださいました。
とくに共働きを前提にしているご夫婦には、
- 緊急時の子どもの預け先
- 産後のケアや相談相手
- 日常的な安心感
これらは**“見えない価値”**として大きなポイントになります。
加えて、市の家賃補助制度が使える地域であることも判明。
「若年夫婦・子育て世帯向けの支援があるんですよ」とご案内すると、
「えっ、そんな制度あるんですか?知らなかった!」と驚かれていました。
🔹最終的に選んだお部屋は…
🏡 提案した物件概要
- 築20年・2LDK
- 駅から徒歩15分
- 実家から徒歩5分の距離
- リフォーム済で室内はとてもきれい
- 静かな住宅街・子育てに適した環境
- 収納・広さも申し分なし
💰 家賃と補助金
- 月額家賃:7.5万円(共益費込)
- 市からの補助金:1.2万円支給
- 実質負担は…約6.3万円!
💡 節約できた金額は?
当初のご予算は「家賃10万円以内」だったため、
毎月 約4万円の節約になりました!
年間にするとなんと約48万円✨
この差額は…
- 出産・育児費用
- 将来の頭金
- 新生活の家具購入など
未来の準備資金として活用できる大きなアドバンテージです。
👪 ご家族の安心感もプラス
内覧にはお母様も同行され、
「ここなら何かあってもすぐに駆けつけられるね」と
親御さんもとても喜ばれていました。
🔹りんごママのご提案ポイント
私が大切にしているのは「住まいのスペック」だけではありません。
「見た目の綺麗さだけでなく、
これからの家族の暮らしと成長に寄り添えるお部屋を選びませんか?」
そんな言葉をお伝えしたとき、
おふたりの表情がスッと柔らかくなり、
その日のうちに「このお部屋にします」と決めてくださいました。
🔹経験があるからこそ、寄り添える視点
私自身、
- 結婚
- 出産
- 子育て
- 家の購入
などを経験してきたからこそ、
「正解を押しつける」のではなく、
**「その人に合った答えを一緒に探す」**という感覚を大切にしています。
見栄やトレンドではなく、
**“家族のリアルな暮らし”**に目を向ける。
それが、私りんごママのスタイルです。
🔹おわりに|この仕事を選んで本当によかった
このご夫婦のサポートを通じて、不動産エージェントという仕事は
単なる物件探しではなく、
**「人生のひとコマを共に描く仕事」**だと強く実感しました。
宅建士の知識はもちろん、
育児経験・生活感覚・寄り添う力も、すべてがこの仕事の武器になっています。
これからも、誰かの「このお部屋にします」という言葉と笑顔のために、
私は一歩ずつ進んでいきたいと思います🍎
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